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クジラについて

ザトウクジラの回遊

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ザトウクジラは、夏は餌の豊富な高緯度地域の海で暮らしています。
北半球ではベーリング海南部、アリューシャン列島周辺、アラスカ南東沖など、南半球では南極海で多く確認されています。


秋になると南下をはじめ、西側は沖縄、台湾、小笠原初諸島やマリアナ諸島などへやってきて、暖かい海で冬を過ごします。
この間に出産、繁殖、子育てをします。ここ沖縄は、ザトウクジラを間近で観察できる世界的にも貴重なスポットのひとつです。


南半球のザトウクジラは、南半球の夏である1月〜3月を南極で過ごしたあと北上し、冬(7月〜9月)にはオーストラリア付近などへやって来ます。
暖かい海で出産や繁殖、子育てをおこない、春には餌を求めて南へと移動していきます。


ザトウクジラは、集団で行動し集団内共通の言語があるといわれています。
また、集団間での交流はほとんどないとされ、南半球と北半球とでは、言語だけでなく、DNA配列も異なっているという研究結果もあります。

ザトウクジラの生態

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和名:座頭鯨  英名:Humpback Whale(「猫背のクジラ」という意味)
種別:クジラ目ヒゲクジラ亜目ナガスクジラ科ザトウクジラ属
体長:13〜15メートル  体重約30トン
全長の約3分の1にも達する大きな胸びれが特徴です。この胸びれを使って、ブリーチングと呼ばれるダイナミックなジャンプや、ペックスラップと呼ばれる水面を叩く行動など、さまざまな行動が観察されます。

地球上には80種類以上のクジラが確認されています。大きく分けると、歯がなく、鯨髭(ひげ)により海中の動物プランクトン(オキアミなど)や小魚を濾(こ)し取って食べる、比較的身体の大きな「ヒゲクジラ類」と、歯を持ち魚類やイカなどを主食に食べる、比較的身体の小さな「ハクジラ類」があります。ザトウクジラはヒゲクジラ類に属しています。

主な餌はオキアミなどのプランクトン、二シン、カラフトシシャモ、カタクチイワシといった魚です。バブルネットフィーディングと呼ばれる、数頭の群れが、らせん状に泡を吐き出しながら旋回し、円柱状の泡の壁を作って魚を追い込み、大きな口をあけて上昇し一気に捕食するという、実に豪快な方法で餌を食べます。

ホエールウォッチングで撮った写真や動画も掲載していますのでどうぞご覧ください。 フォトギャラリーを見る 動画ギャラリーを見る

ザトウクジラが魅せる数々のアクション

フルークアップダイブ

フルークアップダイブ

深く潜水する前に尾びれを水面に大きく上げる行動

フルークダウンダイブ

フルークダウンダイブ

潜水を始める時に尾びれを水面に上げる行動

ぺダンクルアーチ

ぺダンクルアーチ

ザトウクジラが潜水する前に背中をアーチ状に曲げる行動


ヘッドスラップ

ヘッドスラップ

身体を水面上に勢いよく突き出し口を水面に叩きつける行動

ペックスラップ

ペックスラップ

水面で身体を横に胸びれで水面を叩く行動

ブリーチング

ブリーチング

胸びれを使ったジャンプでザトウクジラの最もダイナミックなパフォーマンス


沖縄近海で見られるクジラたち


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マッコウクジラ

体長は最大で20メートル、体重60トンにもなるといわれている大型のクジラ。
大きな頭部が特徴。深海1,000メートル以上まで潜って餌を取ることが知られている。

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バンドウイルカ

体長は2〜3メートルの小型のハクジラ。比較的知能が高く、水族館のイルカショーで活躍することも。反面サメと戦って撃退するという意外な面もある。

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オキゴンドウ

体長6メートルにもなる、マイルカ科の中では比較的大きな種。美ら海水族館のオキちゃんもオキゴンドウである。

世界のクジラたち


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シロナガスクジラ

地球上で現生する最大の生物。体長は最大で30メートル、体重数十トンにもなるといわれている。大きな体だが餌はオキアミで、一日に4トンのオキアミを食べるともいわれている。

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ミンククジラ

体長は7メートル程度でヒゲクジラの中では小型のクジラ。サンマやイワシなどの小魚を多く食べる。ヒゲクジラの中では最も個体数が多い。

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コククジラ

体長は12メートル程度のヒゲクジラ。沿岸部を回遊し、泳ぎもさほど速くないことから古くから捕鯨の対象とされ、一時期数が激減した。

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ホッキョククジラ

その名の通り北極海に棲むクジラ。乱獲のため生存数が激減したが、北極先住民の伝統捕鯨に限り認められている。新田次郎の作品「アラスカ物語」でも登場する。

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ツノシマクジラ

小型のヒゲクジラの一種。2003年に日本の研究者によって新種と認められたクジラ。山口県角島にちなんで命名された。標本数が少ないため、詳しいことはまだよくわかっていない。

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シャチ

海洋の食物連鎖の頂点に位置する肉食のハクジラ。人間以外の天敵は存在しない。アイヌではレプンカムイ(沖の神)などと呼ばれている。

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シロイルカ

ベル―ガとも呼ばれる。その名の通り、白い身体を持つハクジラ。北極海やベーリング海などに棲息する。笑っているような顔は愛嬌があり、日本でも数か所の水族館で飼育されている。

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アマゾンカワイルカ

南米アマゾン川流域に棲息するハクジラ。体長は2.5メートル程度で川底に住むカニやエビなどを食べる。カワイルカの中では最も個体数が多い。

写真・イラスト出典:http://www.planetposter.de http://marinebio.org 他